父ちゃんの誕生日

午前中、背中の曲がった母ちゃん連れて墓参り
涼しい風にあたって 「なんや身体が冷えた」言うんで
お昼は温かいうどん作って食べた
ま、おやつの時間に茶いれて
仏壇のお下がりでも一緒に食べよかなどと話しとった


本読んどると
外で バッカァーンっというものすごい音
愛犬クマが門扉まですっ飛んでいって
吠えまくっとる
みるとウチの目の前で追突事故で
両者おろおろしとる
携帯で呼ぶこと一時間
ようやく お巡りさんと保険屋さんが来た
近所はみんな遠巻きで
ボクは「大丈夫ですか」っと一声かけて
家に入った
見物するんが気の毒でなぁ
相変わらず現場検証で時間を取り
大声で無線連絡するお巡りさんの話の内容 筒抜けやでな
気づいたら夕飯の支度をする頃


事故した人には気の毒じゃがな
なんや落ち着かん休日になってしもうた
母ちゃんとしんみり話をする時間ないなった
しらけた気分でテレビをつけると
カープが火だるま


父ちゃん


生きとったら84歳
今日は「日」が悪いでな
ま、彼岸は前後長いでな
あらためて供養しよな 合掌