日記 ウチの子供の 名前の由来を よく聞かれるんで。

二人とも出産時 分娩室の外で 「神様仏様」とやりながら
わが子の出生と 女房の無事を祈った。
長男の 太音(たおと)は「まだ、出そうにないです」
と看護婦さんが 「分娩室に入って奥さんに声をかけてあげなさいよ」
というんで 中に入ってみたら
女房のおなかのところに赤ちゃんの心音を拾うモニターマイクがつけてあって
わが子の心臓の鼓動が トクトクトクと聞こえる。感激であった。
その音が 頼りなく小さくなったり一瞬聞こえなくなったりした。
で、さぁ産まれますよの時には 室外待合室で
その鼓動よ 頼もしくあれというんで 太鼓の音の様に というんで 太音。
次男坊 莞(かん)の時には 出産時、赤ちゃんも母胎も危険な状態にあると
ドクターから説明を受け、なんとか出産。無菌室保育器に直行。
お母さんは大丈夫が早くに確認できたけれども 難産だったから
子供の障害が心配だった。親としてそれも覚悟しながら
なんとかこの世に産まれたからには この子がニコッと笑えるところを
一目でも見たいと思い 漢文にでてくる
「莞爾として...」の にっこり笑ってを意味する 莞。
二人に良い名前をつけてやった様な 気がして 気に入っている。
しかし... たお! お前は 声が大き過ぎ。
かん! お前は ゲラゲラ 笑い過ぎ。失敗だったかな
名は体を表す